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 Posted by KG少佐
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参考書
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参考書№343 山道具 選び方、使い方
記事投稿日:2013年09月18日
アウトドアライターとして活躍中の高橋庄太郎氏の山道具ガイド本。
同氏が単体で出しているものとして読んだのは「トレッキング実践学」に続いて2冊目。
(「テント泊登山の基本」も先日読んだが記事は後日)
読み始めて早々良い意味でゾっとした。
類似の書籍を何冊も読んできたがギアに関してこれだけ痒い所まで詳しく書き込まれた本はない。
オールカラーで豊富に掲載される各メーカーギアは7/30に発刊されたばかりなのでほぼ最新。
写真を見ればどの製品かすぐ分かるが具体的記述はなく商業臭の無い純粋な比較がされている。
数ある中で一番参考になったのはパッキングの「縦詰め」
一般的にはスタッフバッグなどに入れて小分けしたものを横にして積み重ねていくが、これを縦に輪のように詰め込んでいく方法だ。詰め込むほどにお互いの圧縮が進んでデッドスペースが埋まっていくし平積みより上から見たときに各アイテムを「面」で確認しやすい。但しこの方法は重量バランスを充分に考慮して実行しないとザックの背負い心地を大きく左右する。
各カテゴリーの間にある「山旅小物学」も著者の経験とノウハウ満載で興味深い。
個人的には「ハイドレーションからボトルへの回帰」の件。自分も以前は積極的にハイドレーションを使用していた。劣化やメンテが面倒(特にチューブのカビ)で暫く放置した後に新しいものを購入したが今は使用していない。その理由と全く同じことが書かれている。
あと紹介されているストックのカラフルなバスケットはどこも売り切れ。
カラーの石突ゴムに至ってはネット検索しても出てこない(写真を見ると共に「LEKI」のパッケージ)
先端の視認性やオサレ度が上がるので欲しいのだが・・・
山を始める人はこれ1冊読めば無駄な情報収集をしなくて済むと言ってもいいぐらいお勧め。
もちろんベテラン山ヤにも見落としていた多くの発見があるハズ。
この濃い内容と335ページオールカラーで¥1700(+税)は安すぎる。
(山関連書籍を読んだ限り枻出版(エイ出版)とPHP研究所にハズレは少ないと思っている)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【目次】
mountain x equipments
PART1 バックパック
〔山旅小物学〕 ホイッスル
PART2 テント
〔山旅小物学〕 ビビィサック
〔山旅小物学〕 ツエルト
〔山旅小物学〕 リペアキット
PART3 スリーピングバッグ
〔山旅小物学〕 ファーストエイド&エマージェンシーキット
PART4 スリーピングマット
〔山旅小物学〕 シート
PART5 シングルバーナー
〔山旅小物学〕 ライター&マッチ
KnowHow パッキングの基本と応用
PART6 クッカー
〔山旅小物学〕 トイレキット
PART7 マルチツール&カトラリー
〔山旅小物学〕 コンパス&マップケース
PART8 ウォーターボトル
〔山旅小物学〕 多機能時計
PART9 ヘッドライト
〔山旅小物学〕 バッテリー&充電器
〔山旅小物学〕 GPS
〔山旅小物学〕 ラジオ
PART10 スタッフバッグ
〔山旅小物学〕 細引き&カラビナ
PART11 トレッキングポール
〔山旅小物学〕 サングラス
PART12 トレッキングブーツ
〔山旅小物学〕 サンダル
PART13 ゲイター
〔山旅小物学〕 軽アイゼン
mountain x equipments
PART14 パンツ
〔山旅小物学〕 ソックス&ブーティー
PART15 機能系ウェア
〔山旅小物学〕 タイツ
PART16 ベースレイヤー
〔山旅小物学〕 アンダーウェア
PART17 インシュレーション
〔山旅小物学〕 ソフトシェル
〔山旅小物学〕 フリース
KnowHow 快適な行動のためのウェアリング
PART18 レインウェア
〔山旅小物学〕 タオル
〔山旅小物学〕 ウインドシェル&シャツ
〔山旅小物学〕 ヘルメット
PART19 ヘッドウェア
〔山旅小物学〕 メンテナンスギア1
PART20 グローブ
〔山旅小物学〕 メンテナンスギア2
〔山旅小物学〕 メンテナンスギア3
KnowHow 山道具、実践編
mountain x equipments
同氏が単体で出しているものとして読んだのは「トレッキング実践学」に続いて2冊目。
(「テント泊登山の基本」も先日読んだが記事は後日)
読み始めて早々良い意味でゾっとした。
類似の書籍を何冊も読んできたがギアに関してこれだけ痒い所まで詳しく書き込まれた本はない。
オールカラーで豊富に掲載される各メーカーギアは7/30に発刊されたばかりなのでほぼ最新。
写真を見ればどの製品かすぐ分かるが具体的記述はなく商業臭の無い純粋な比較がされている。
数ある中で一番参考になったのはパッキングの「縦詰め」
一般的にはスタッフバッグなどに入れて小分けしたものを横にして積み重ねていくが、これを縦に輪のように詰め込んでいく方法だ。詰め込むほどにお互いの圧縮が進んでデッドスペースが埋まっていくし平積みより上から見たときに各アイテムを「面」で確認しやすい。但しこの方法は重量バランスを充分に考慮して実行しないとザックの背負い心地を大きく左右する。
各カテゴリーの間にある「山旅小物学」も著者の経験とノウハウ満載で興味深い。
個人的には「ハイドレーションからボトルへの回帰」の件。自分も以前は積極的にハイドレーションを使用していた。劣化やメンテが面倒(特にチューブのカビ)で暫く放置した後に新しいものを購入したが今は使用していない。その理由と全く同じことが書かれている。
あと紹介されているストックのカラフルなバスケットはどこも売り切れ。
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【目次】
mountain x equipments
PART1 バックパック
〔山旅小物学〕 ホイッスル
PART2 テント
〔山旅小物学〕 ビビィサック
〔山旅小物学〕 ツエルト
〔山旅小物学〕 リペアキット
PART3 スリーピングバッグ
〔山旅小物学〕 ファーストエイド&エマージェンシーキット
PART4 スリーピングマット
〔山旅小物学〕 シート
PART5 シングルバーナー
〔山旅小物学〕 ライター&マッチ
KnowHow パッキングの基本と応用
PART6 クッカー
〔山旅小物学〕 トイレキット
PART7 マルチツール&カトラリー
〔山旅小物学〕 コンパス&マップケース
PART8 ウォーターボトル
〔山旅小物学〕 多機能時計
PART9 ヘッドライト
〔山旅小物学〕 バッテリー&充電器
〔山旅小物学〕 GPS
〔山旅小物学〕 ラジオ
PART10 スタッフバッグ
〔山旅小物学〕 細引き&カラビナ
PART11 トレッキングポール
〔山旅小物学〕 サングラス
PART12 トレッキングブーツ
〔山旅小物学〕 サンダル
PART13 ゲイター
〔山旅小物学〕 軽アイゼン
mountain x equipments
PART14 パンツ
〔山旅小物学〕 ソックス&ブーティー
PART15 機能系ウェア
〔山旅小物学〕 タイツ
PART16 ベースレイヤー
〔山旅小物学〕 アンダーウェア
PART17 インシュレーション
〔山旅小物学〕 ソフトシェル
〔山旅小物学〕 フリース
KnowHow 快適な行動のためのウェアリング
PART18 レインウェア
〔山旅小物学〕 タオル
〔山旅小物学〕 ウインドシェル&シャツ
〔山旅小物学〕 ヘルメット
PART19 ヘッドウェア
〔山旅小物学〕 メンテナンスギア1
PART20 グローブ
〔山旅小物学〕 メンテナンスギア2
〔山旅小物学〕 メンテナンスギア3
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