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1954年の洞爺丸台風により甚大な被害を受けた大雪山系。
亜寒帯高寒地では当時世界初となる人工造林による復旧の苦労、過疎化とダム開発などにまつわる自然と人間関係を1人の少年の視点から書いたもの。
松浦武四郎(「北海道」の名称を考案した探検家)・アニミズム(animism)・アイヌなどにも触れていて興味深く、途中に出てくる著者の作品「カネランと子熊」の話も面白い。
昔キスリングを背負って電車でキャンプなどによく出掛けていたが、その姿を「カニ族」と呼ばれていた事を今更ながら知った。
あの「SOS遭難事件」もチラっと出てくる。
読んでいると何だか懐かしいような気持ちにさせてくれる1冊。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【目次】
・三線沢の空き家
・石狩川源流キャンプ
・ヒグマの森
・事故
・森をどうつくるか
・十二歳の夏
・昔アイヌの部落があった
・河口からの旅
・過疎がすすんでいた
・地の果てと天
亜寒帯高寒地では当時世界初となる人工造林による復旧の苦労、過疎化とダム開発などにまつわる自然と人間関係を1人の少年の視点から書いたもの。
松浦武四郎(「北海道」の名称を考案した探検家)・アニミズム(animism)・アイヌなどにも触れていて興味深く、途中に出てくる著者の作品「カネランと子熊」の話も面白い。
昔キスリングを背負って電車でキャンプなどによく出掛けていたが、その姿を「カニ族」と呼ばれていた事を今更ながら知った。
あの「SOS遭難事件」もチラっと出てくる。
読んでいると何だか懐かしいような気持ちにさせてくれる1冊。
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【目次】
・三線沢の空き家
・石狩川源流キャンプ
・ヒグマの森
・事故
・森をどうつくるか
・十二歳の夏
・昔アイヌの部落があった
・河口からの旅
・過疎がすすんでいた
・地の果てと天
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