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 Posted by KG少佐
HOME > SITE MAP > 参考書 >> 参考書№366 二万年の奇跡を生きた鳥 ライチョウ

  記事投稿日:2014年02月23日

タイトル:二万年の奇跡を生きた鳥 ライチョウ
著者:中村 浩志
出版社:農山漁村文化協会
個人的お勧め度★★★★★
参考書№366 二万年の奇跡を生きた鳥 ライチョウ

なぜ今回はヤマケイからじゃない?

中村浩志氏の書籍は「雷鳥が語りかけるもの」以来、約4年振り2冊目。

前回とダブる部分が多いが、まだまだ謎の多いライチョウの生態と厳しい高山で生き残るための適応力について改めて勉強になる。冬期に気温がかなり下がると体がうっすらとピンク色になったり、植物だけでなく昆虫も捕食するなど興味深い。

冒頭の四季別カラーフォトアルバム以外の文中写真は全てモノクロだが、イラストと共に豊富に挿入されているので楽しく読める。ライチョウ好きには貴重な1冊。

「しら山の 松の木陰にかくろひて やすらにすめるらいの鳥かな」 後鳥羽院


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【目次】

第1部 画期的な調査方法

1章 すべてのライチョウを捕獲せよ!
・カスミ網でチャレンジ
・最も効果的な捕獲方法は”ライチョウ釣り”
・釣竿をぶら下げて逃げたライチョウ

2章 なぜ、ライチョウを捕獲するのか
・日本人とライチョウ
・これまでのライチョウ研究
・羽田先生への思いとライチョウ研究の再開
・新たな研究のステージ
・これから明らかにしたいこと

3章 本格的な調査、はじまる
・地道な基礎調査
・高山という過酷な環境

第2部 高山環境への見事な適応と進化

4章 いつ、何を食べているのか
・体重の季節変化
・餌内容の季節変化
・ライチョウは昆虫も食べていた!

5章 ライチョウは一年に三回換羽する!
・ライチョウの知られざる換羽
・年三回の換羽は保護色のため
・雌雄で異なる換羽の時期
・冬羽から繁殖羽への換羽
・飛翔羽の換羽
・繁殖羽から秋羽への換羽
・秋羽から冬羽への換羽
・国により異なる換羽の仕方と時期
・高山で生き抜くさまざまな知恵

6章 ついに解明された厳冬期の生活
・厳冬期のライチョウの謎
・厳冬期の調査はじまる
・雄は森林限界付近に降りて生活
・雌はどこへ消えたのか?
・雌雄はなぜ、異なる場所で越冬するのか
・冬期の雄の生活

7章 どれだけ生まれ、どれだけ育つか
・どれだけ生まれ、どれだけ育つか
・ライチョウの個体群研究
・ライチョウの産卵数
・困難な巣探し
・日本のライチョウの産卵数は世界最少
・高い孵化成功率
・孵化後一ヶ月で雛は半減

8章 ライチョウの死亡原因と寿命
・雛の捕食者
・天候に左右される雛の生存率
・ライチョウの寿命
・死亡はどの季節に多いのか
・ライチョウの親の死亡原因
・数が安定した乗鞍岳の集団

9章 明らかになったライチョウの社会
・ライチョウの個体間関係
・一夫一妻のつがい形成
・雄の方が多いライチョウ
・家族生活
・雄は、なぜ子育てを手伝わないのか
・親から独立後、若鳥が分散
・鳥では雌がより遠くに分散
・毎年ほぼ同じ場所で繁殖
・つがい関係はいつまで続くか
・ライチョウの社会

10章 日本列島での進化と絶滅の歴史
・遺伝子解析に挑む
・ミトコンドリアDNAの解析
・遺伝的多様性
・マイクロサテライトDNAの解析
・遺伝子解析の結果が意味すること

11章 日本最小の集団の謎
・日本最少の集団が維持されている火打山・焼山
・なぜ、絶滅せずに存続しているのか
・ライチョウの移動能力
・吹きだまり説
・標識による火打山のライチョウ調査
・なぜ、火打山のライチョウは雌の方が多いのか
・温暖化の影響が最も懸念される火打山の集団

12章 分散で維持されている分布周辺の集団
・70年ぶりに確認された白山のライチョウ
・白山の雄は、どこから来たのか?
白山にすめるライチョウの数
・そのほかの分布周辺の集団

13章 ライチョウに忍び寄るさまざまな危機
・二十五年ぶりの個体数調査
・なわばり調査
・専門的知識が必要とされるライチョウ調査
・個体数は3000羽から2000羽以下に
・温暖化問題
・高山に侵入する動物たち
・失われたお花畑
・野生動物は、なぜ高山帯に侵入したのか

第3部 ライチョウは生き残れるか?

14章 ライチョウの保護活動
・保護活動の歴史
・大町山岳博物館でのライチョウの平地飼育
・ライチョウ会議の発足
・動物園でスバールバルライチョウの飼育開始
・ケージ内保護の試み
・いかにケージを使って家族を保護するか
・三年間かけて検討

15章 野生動物の保護とは?
・絶滅危惧種ⅠB類に指定されたライチョウ
・トキとコウノトリが残した教訓
・野生動物の保護とは何か
・絶滅の危機を乗り越えた取り組み

16章 なぜ日本のライチョウは人を恐れないのか?
・人を恐れない日本のライチョウ
・山岳信仰と稲作文化
・信仰による保護から法律による保護へ
・外国のライチョウは狩猟鳥
・ライチョウが人を恐れる西洋文化
・奥山を残し、自然との共存を基本とした日本文化

17章 奇跡の鳥・ライチョウの未来
・国際ライチョウ・シンポジウム
・世界の研究者を驚かせた日本のライチョウ
・奇跡の鳥・ライチョウ
・問われる現代日本人の自然観
・ライチョウは生き残れるか?







 
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Posted by KG少佐 at 2014年02月23日│comments(0)
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