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「神々の山嶺」でも有名な夢枕獏氏の短篇集。
本のタイトルにもなっている2話目の『呼ぶ山』はそのスピンオフらしい。
「らしい」と書いたのは活字嫌いで小説系を読むのが大の苦手なので、凄く興味はあるが中々手を出せずにいる新田次郎氏などと共に読んだことがないから。だがこの短編単独でも十分面白い。
(『呼ぶ山』以外は過去作品の寄せ集めらしいので既読ファンには物足りないのかも)
登山をしていると誰でも一度は感じたことがあるであろう「山の気」。
ミステリアスな空気感を巧みな言葉と行間で表現していて惹き込まれる。
以前読んだ「赤いヤッケの男」や「黒い遭難碑」をちょっと思い出した。
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【目次】
・深山幻想譚(しんざんげんそうたん)
・呼ぶ山
・山を生んだ男
・ことろの首
・霧幻彷徨記(むげんほうこうき)
・鳥葬の山
・髑髏盃(カパーラ)
・歓喜月の孔雀舞(かんきづきのパヴァーヌ)
本のタイトルにもなっている2話目の『呼ぶ山』はそのスピンオフらしい。
「らしい」と書いたのは活字嫌いで小説系を読むのが大の苦手なので、凄く興味はあるが中々手を出せずにいる新田次郎氏などと共に読んだことがないから。だがこの短編単独でも十分面白い。
(『呼ぶ山』以外は過去作品の寄せ集めらしいので既読ファンには物足りないのかも)
登山をしていると誰でも一度は感じたことがあるであろう「山の気」。
ミステリアスな空気感を巧みな言葉と行間で表現していて惹き込まれる。
以前読んだ「赤いヤッケの男」や「黒い遭難碑」をちょっと思い出した。
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【目次】
・深山幻想譚(しんざんげんそうたん)
・呼ぶ山
・山を生んだ男
・ことろの首
・霧幻彷徨記(むげんほうこうき)
・鳥葬の山
・髑髏盃(カパーラ)
・歓喜月の孔雀舞(かんきづきのパヴァーヌ)
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