登山道具№21 トレッキングシューズ(登山靴 )

KG少佐

2010年01月15日 18:28

記事更新日:2015年12月06日


登山道具の「三種の神器(ザックレインウェア・登山靴)」の内の1つである登山靴。
歩く事で成り立つ登山にとって「三種」中で一番重要なアイテムだと思う。
記事の順序としてはテレコになっているが・・・

それだけに歩く目的と自分の足に合った靴を選ぶ事が大変重要。しかし、それが一番難しい・・・
信頼出来る」ショップで「信頼出来る人物」に相談しながら色々履き試すのが一番良い。

左:シリオ(SIRIO) P.F.662GTX
右:モンベル(montbell) GORE-TEX ツオロミーブーツ TN

最初に購入したモンベル(montbell) GORE-TEX ツオロミーブーツ TN
メーカー製品詳細ページには「縦走・重装備にも対応」と説明されているが、40Lぐらいまでの小屋泊荷物ならOKだと思うがテント泊(60L超)の重荷物には不向きと思われる(実体験より)



当時、某○日○荘の店長に計測・相談・試し履きしながら購入したが、自分の足には余裕が少なかったらしく、下山時には常に爪先が当たり、白馬山行後には両足ほとんどの爪が内出血で真っ黒になって剥がれるという結末に…痛む爪先をかばって歩いたために膝も酷くヤラれた。
また色々対策をして何度履き慣らそうとしても靴ズレも酷かった。

後日、その店長に相談しに行くと「僕なんか爪剥がれるのしょっちゅうですよ♪」と笑顔で即答・・・
こんな人物に相談したのがそもそもの間違いだった…ショップと店員の選択は慎重に。


どうにもならない事を悟りツオロミーを諦めて次に購入したのがシリオ(SIRIO) P.F.662GTX

もちろん違うショップで


某ショップで長時間居座り色々履き試して、物凄く履き心地が良かったCARAVAN(キャラバン)の靴と随分迷ったが、造りがシッカリしていて登山靴としては定番の感もあるこの靴に決定した。

最終決定前にスタッフに承諾を得て、履いたまま店内の階段を上り下りしたり、他の買い物をしながら1時間ほどウロウロして全体的な感触を試した。


ツオロミーに比べるとトゥ部分がずんぐりむっくりで爪先(特に小指部分)に余裕がある。



真上から見るとその形がよく分かる。



本体は上質なヌバック革を使用。このシューレースホックはあのジウジアーロのデザインだそう。



靴底(共にメーカーオリジナルのビブラムソール)
左:シリオ(SIRIO) P.F.662GTX
右:モンベル(montbell) GORE-TEX ツオロミーブーツ TN



まだ使い込んでないのにタン上部の縫製が解れたので自分で補修した。



20151206追記 コロニル ワックス防水加工。


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おまけ。 「絶対に靴ヒモが緩まない結び方

 


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モンベル(montbell) GORE-TEX ツオロミー ブーツ Men’s


価格も手頃で軽いので入門用に最適。
ハイキングから小屋泊縦走までが適当。
重荷物の幕営縦走には不向き。



SIRIO(シリオ) P.F.662-GTX


重い荷物を背負った縦走でもシッカリ受け止めてくれる。
足先が幅広で爪先の窮屈感もなく履き心地が良い。
上質なヌバック革で高級感があり、メンテを欠かさなければ長く使える。






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