左:梱包に入っていた日本語取説
右:製品に入っていた英語取説
何度見ても細かい情報が不足していてよく分からない・・・
ネットにも全く詳細がない・・・
取り敢えずやっつけで組み立て開始。
ポールはDAC社製 Press fit Φ8.5mm。
銀色は本体用。
青色は天吊用のリッジポール。
本体を床に広げてポール×2本を組み立てる。
ポールを本体四隅のグロメットに差し込む。
テント上部4ヶ所についているボールキャップコネクタにリッジポールのボール状先端を嵌め込む。
ポール×2本を立ち上げた状態。
曲げにも粘りがあり丈夫そうな感じ。
※これは撮影用に絶妙なバランスで立てたもの^^
テント本体上部に取り付けたリッジポール。
んっ?本体真ん中のフックを嵌める所が見当たらない・・・
向きが上下逆だったのでリッジポールを付け直し。
本体のフックをスイベルHCハブ下側に接続。
本体側のClip-Locアタッチメント×4ヶ所を2本のポールとリッジポールに同時に引っ掛ける。
掛けただけでは外れやすいので、付いている
ショックコードをグルグル巻いて留める。コレの正しい巻き方が取説の写真を見ても分からない・・・
1ヶ所2本にして左右からお互いに挟む形ならワンタッチで済むと思うのだが・・・もしくは一度で済むジョイントとか。
ここはかなり面倒な部分。
テントのサイド部分。
リッジポールで吊っているおかげで普通の
ドーム型テントの様に天井に向かって尻すぼみにならない。
若干オーバーハング気味に壁面を作り出している。
これで大きく居住性がUP。
※この時本体角辺中間にあるフックを掛け忘れた・・・
出入り口を開いて捲った時にまとめるバックル。
これは現在使用中の
エアライズの引っ掛けタイプと違いシッカリ固定できて操作もイージー。しかも横を押すタイプではなく面を押すタイプで使いやすい。
テント内部。対角線上2ヶ所に各出入口と小物入れあり。
これは2人で使用する場合、寝袋を上下クロス(頭側と足側)してお互いのスペースを確保し、尚且つ後述のフライを掛ければ各個の前室も確保でき、入口が1つしかないタイプのテント(特に側面のタイプ)は人を跨いで出入りしないといけないが、これなら完全に個人の生活ペース(特に生理現象時)が保てる(因みに前述した使用中の
エアライズは縦面に出入口があるのでこの心配はあまりない)
未使用だが本体メッシュの所々にこういう箇所が。
使用していくともっと増えるだろうな。
取り扱いには気を付けねば・・・
室内。
上手く撮れないので伝わりにくいが、やはり側面がほぼ垂直に立っているだけあってかなり解放的。
ほとんど同サイズの底面積である
エアライズ2と比べてかなり広く感じる(特に天井周り)
付属のギアアティック(ギアロフト・ギアハンモック)
四隅のヒモを結んで取り付けるだけなので、必要がなければ外すことができる。
天井真ん中にループがないのでランタンは四隅のどれかに吊るすしかないな・・・
本体を組み立て終わり、今度はフライを掛ける。
四隅を本体のバックルに接続して留める。
バックルからリッジポールまでの間に
ベルクロがついているのでポールに巻いて固定。
剥がしやすいタブが付いている。
でもフックの方が良かったな・・・
で、天井部分に近づくとなにやら内側にフックが・・・
もうどこにも付けるとこないと思うが・・・
拡大。
「DAC」とあるのでポールに接続することは間違いなさそう。
フライシートの角中位置についているループに
張り綱を結ぶ。
ガイアウトのループには
反射材がついている。
これは
加工の手間が省けてイイ。
張り綱に付属の自在。
慣れてないタイプのせいか使いにくい・・・
要交換候補。
フライサイドの
ペグダウン部分。
ショックコードじゃないので
ペグダウン必須(石を巻けない)
山では打ち込めない場所も多いから、ここは自分で
追加工しないとダメだな・・・
出入口のジップを一番下に下げても外れないので「あれっ?」と思ったらそういうタイプなのね・・・
ジップの持ち手下側を上側と共に上げれば解放できる。
で、ほぼ組み上がったらあのフックの嫁ぎ先が判明。
リッジポールの先に更に接続するのであった。
SQリングというらしい。
ベランダが狭いのでこんな撮影しかできないが、キチっと
ペグダウンして設営すれば外観は上から見るとヘキサ(六角形)になる。
本体の各出入口に前室ができる。
フライを
ペグダウンせずにこの角度から見ると
アイアンマンの顔に見えてくるのは自分だけ?
さて、情報の少ない説明書を見ながら試行錯誤して設営完了したのは何と約1時間後(観察や撮影時間を含むが・・・)
相当慣れておかないと山では大変なことになりそう。
※今回は面倒なので付属のフットプリントは使用せず。
■ 「
SIERRA DESIGNS Zia2」 基本スペック
・定員:2名
・対応シーズン:3シーズン
・サイズ:約211cm×132cm×H102cm
・収納時サイズ:53.34×15.24/cm
・重量:2.30kg(テント本体、フライシート、ポール,パック重量2.52kg)
・フットプリント重量:198.45g
・フロア面積:2.79m2
・前室面積:0.74m2+0.56m2
・室内最大高:102cm
・出入口数:2
・ポール:1+2本 DAC Press fit(Φ8.5mm)
・フロア素材:70D nylon, 3000 mm
・本体素材:68D polyester, dye free
・フライ素材:75D polyester, 1500 mm
・フットプリント素材:75D Poly, 1500 mm
・備考:フットプリント(グロメット)付属・ギアロフト付属
・製品特徴:PVCフリーシームテープ、スーパーシールフロア、ダイフリーオプティックキャノピー、
クリップロックス、スイフトクリップ、ロッキングポールチップス、ボールキャップコネクタ、
スイベルハブ(H、C、H/C)
■ 設営テスト後の感想(山で使用する立場から、現在使用中の山岳用テント「
エアライズ2」と比較)
・設営手順が少々複雑で慣れを要する。
・居住性が格段にアップする。
・メッシュなので室内に空気がこもりにくく息が詰まるような暑さまでにはならない(当日外気温28℃)
・2人使用の場合の各生活ペースが保たれる工夫が多くある(出入口+前室+小物ポケット×各2ヶ所)
・縦走幕営登山に携行するには重量・嵩・設営手順がネック。
(ナチュラムのカテゴリー「ツーリング&バックパッカー」か下界キャンプ用途なら良いと思う)
・山岳用ではなさそうなので
ショックコード等の加工を要する(
ペグダウン部分等)
・山での悪天候時にこのメッシュタイプテントはどのように設営・撤収するのだろうか?
(どう考えてもメッシュ部分から室内に雨が入ると思うのだが・・・フライを被せながら?)
・フライを張れば六角形なので耐風性は良さそう?
・山でメッシュを使うならやはりカヤライズを購入すべきか?
いずれにしても1度は山岳で使用してみたい。
追記:
盆キャンにて初投入。
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SIERRA DESIGNS(シエラデザインズ) ジア2
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現在使用中の山岳用テント「
ARAI Ripen AirRaiz2 (アライテント ライペン エアライズ2)」
アライテント カヤライズ 2
灼熱の幕営には通気性抜群のメッシュテントを!
使用中のエアライズ本体と交換するだけでOK。
アライテント カヤライズ2 SCフレーム付
フレーム付属なのでこれだけで単独使用が可能。
アライテント エアライズ2 スカンジウム仕様
山岳テントの代表と言えばエアライズ。
軽量・コンパクトで設営撤収も楽々。
重くなっても快適性重視なら人数+1のサイズを。
アライテント アンダーシート2
エアライズのグランド保護に。
アライテント エアライズ2/ゴアライズ2用DXフライシート
広い前室を確保できるフライシート。
バイクツーリングなどに。
アライテント エアライズ1/ゴアライズ1用外張
冬季幕営用外張。
アライテント DOMA DOME Light 2(ドマドームライト 2)
前室に広い「土間」を持つ。
これなら雨や風でも調理が可能。
アライテント DOMA DOME Mesh 2(ドマドームメッシュ 2)
メッシュver.
アライテント スーパーライト・ツェルト1
低山登山やハイキングの遭難対策として持っておくと安心。
ノーブランド ミルスペック 米軍規格仕様 パラコード
米軍規格使用パラコード
4mm×10m
耐荷重250kg
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