加工№2 テント張綱強化&反射テープ加工
エアライズを購入して直ぐの
白馬山行。暴風雷雨で新品の純正張綱が4本中3本切れた。
(ポールはミグ戦闘機にも使われたレアメタルのスカンジウム配合で驚くほど粘り強く折れなかった)
帰宅後に早速強化対策。400kgまで耐えられるマムートの4mmロープに付け替える。
パラコードも考えたが入手が面倒だったので却下。
メジャーで必要m数x本数をカットして索端をライターで炙り、熱いうちに指で捏ねて形を整える。
※ヤケドに注意!
※記事を参考に加工等をされる場合は全て自己責任でお願いします。
念のため索端に解れ防止用の収縮チューブを被せる(ホームセンターなどで購入可能)
そのままでは張綱の強度に本体側がもたないので末端に緩衝用ショックコードを取り付ける。
本体側にしっかり結束(収縮チューブは二重)
犬のアレではないw
サイドのショックコードもダブルフィッシャーマンズノットで結束し新しく付け替える。
※上記の張綱加工は当然重量と嵩が増す。しかし自分は苦い経験から強度を優先。
もうひとつの対策。
秋の涸沢で夜に離れた涸沢ヒュッテに行き、用事を済ませてテントへ帰る時に事件は起こった…
涸沢のテン場は広大で紅葉ピーク時のテントは数百張、しかも同エアライズの比率はズバ抜けて№1。出るときに周りのテントや目印となる小物を記憶させたにも関わらず、全然見つける事ができずにテン場でリングワンデルング状態。寒さに震えながら探すこと約30分…何とか無事に帰還。
山での危険は多々あるが、あの切ない恐怖感は今でもトラウマになっている。
そこで広大なテン場でも迷子にならないように、
フライに反射シールをつけたり、
LEDマーカーをつけたり色々対策を考えた結果、
張綱に反射布をつける事に。
使用したのはダイソーの手芸用反射テープ。
不器用な裁縫で張綱に取り付け。
「不器用ですから」 by 高倉健
実際の使用時はこんな感じ。
夜はライトを照らせば白く反射する。「足引っ掛け」の防止にもなる?…ハズ
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アライテント エアライズ2 スカンジウム仕様
山岳テントの代表と言えばエアライズ。
軽量・コンパクトで設営撤収も楽々。
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アライテント アンダーシート2
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