小説・随筆№38 山登りって何だろう

KG少佐

2013年02月04日 20:28

タイトル:山登りって何だろう
著者:河野 寿夫
出版社:白山書房
個人的お勧め度★★★★☆

著者が体験した山行の失敗談を「山登りとは何か」という視点で振り返り反省を記している。
末尾には単独行について触れており興味深い。

時間のある時にまったりと読みたい1冊。


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【目次】

これでいいのかこの山歩き

・滝子山騒動
・はじめての南アルプス南部
 第一日 転付峠越え
 第二日 北俣尾根から塩見岳・三伏小屋へ
 第三日 三伏峠から荒川小屋へ
 第四日 赤石岳・大沢岳から遠山川へ
 第五日 北又渡をあとに
 付記(遠山川の森林軌道のこと)
南アルプスの山旅から
 三伏峠から白峰北岳
 五月の白峰北岳
 仁田池から聖岳・赤石岳へ
 光岳へ
・丹後山から中ノ岳、越後駒ヶ岳
 十字峡から丹後山避難小屋まで
 丹後山から中ノ岳避難小屋へ
 中ノ岳から駒ノ小屋を経て大湯温泉へ
・ある山旅の断片から
 餓鬼岳小屋
 朝日連峰
 権現岳と赤岳
 鳳凰地蔵岳
 空木岳から木曾駒ヶ岳
・群馬の山放浪記
 一 根本山北面の苦闘
 二 三境山と残馬山
 三 丸岩と高ジョッキ
 四 菅峰
 五 高間山に登り損なう
 六 吾嬬山
 七 谷急山の北尾根
 八 三ッ岩岳
 九 大津
 一〇 赤久縄山と杖植峠
 一一 袈裟丸山

山歩きさまざま

・山が変われば
 山はどう変わったか
 登山者も変わる
 中高年登山者
 ガイドブック今昔
 登りたい山は?
単独行あれこれ
 天候
 道に迷った
 山に魅入られるということ
 単独行でなければあじわえないこと

雑録

・秩父多摩追録
 「山ノ神土」をどう読むか
 再び長沢背稜という尾根の名称について
 和名倉山の遭難碑のことなど
 大洞のこと


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