参考書№273 山はいいなぁ元気になるよ
去年亡くなられた俳優の
山内賢氏の本。
山嫌いだった男が登山にハマっていく様を綴った山行記。
14年前の発刊なので情報は少し古いが、後半に本人の実体験による初心者に向けての
道具選びの章があるので、これから山登りを始める人には参考になるハズ。
「山ではどうやら女性上位」・・・至極同意!いや・・・山だけか?w
※山行記がメインだが「小説・随筆」ではなく「参考書」カテゴリーに分類。
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【目次】
■プロローグ―なんでわたしが山に登るの
・地味、疲れる―が登山への認識
・歩くことが、どうしてそんなに楽しいのだろう?
・
岩崎さんを紹介されて
・かつてないほどの達成感を登山で味わう
第一座:これほど完璧な円錐形もない―開聞岳
第二座:南国の明るい峰―霧島山
第三座:山の規模は大きく複雑―
丹沢山
第四座:秀麗高雅な山容は秩父山群の王者―金峰山
第五座:大きな岩がゴツゴツ立っている―瑞牆山
第六座:船を伏せた形に見える―
恵那山
第七座:北方的風貌をおびた山―羅臼岳
第八座:オンネプリ―斜里岳
第九座:阿寒湖に活を入れている雄阿寒―阿寒岳
第十座:両槍とそのあいだの吊尾根の美しさ―鹿島槍ヶ岳
第十一座:山頂部にある三つのカールがアクセント―仙丈ヶ岳
第十二座:毅然という形容に値する威と品―甲斐駒ヶ岳
■遙かなる山の呼び声
・楽しき
山小屋―安達太良山”くろがね小屋”
・海の仲間、山の仲間
・山ではどうやら女性上位
・山は登っているだけで楽しい
・大スターと
キジ打ち
■ぜひそろえたい、やまの装備いろいろ
01:
靴―フィーリングの合うものを
02:
ザック―大は小を兼ねる
03:
帽子―夏場はもっぱら
バンダナを愛用
04:
手袋―雨にはやはりゴアテックスのものが便利
05:
レインカバー―底から水が抜けるタイプがベスト
06:
レインスーツ―ゴアテックスのセパレートタイプを
07:
服装―綿ではなく化学繊維のものがよい
08:下着―やはり綿製品は避けたほうが賢明
09:
スパッツ―長めのほうが何かと有利
10:
ストック―下りの膝の負担を大幅に軽減
11:
行動食、その他―
栄養補給ドリンクは
行動食+
水
12:
ヘッドランプ―
山小屋で探しものをするときにも便利
13:山の友を持つ―
山岳雑誌などから情報を得る
■エピローグ―とにかく、のぼってみなければわからない
・「苦しさが楽しさの源」
・登山にも、人と人とのあいだに通い合う心がたいせつ
・「なんで北極に行くの・」―「神様のお告げなの」
・うまく説明できないけれど、山の魅力は奥が深い
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