参考書№273 山はいいなぁ元気になるよ

KG少佐

2012年06月01日 19:28

タイトル:山はいいなぁ元気になるよ -山嫌いのわたしが、なぜか百名山に惹かれた!-
著者:山内 賢
出版社:リヨン社
個人的お勧め度★★★★☆

去年亡くなられた俳優の山内賢氏の本。
山嫌いだった男が登山にハマっていく様を綴った山行記。

14年前の発刊なので情報は少し古いが、後半に本人の実体験による初心者に向けての道具選びの章があるので、これから山登りを始める人には参考になるハズ。

「山ではどうやら女性上位」・・・至極同意!いや・・・山だけか?w


※山行記がメインだが「小説・随筆」ではなく「参考書」カテゴリーに分類。

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【目次】

■プロローグ―なんでわたしが山に登るの
・地味、疲れる―が登山への認識

・歩くことが、どうしてそんなに楽しいのだろう?
岩崎さんを紹介されて
・かつてないほどの達成感を登山で味わう

第一座:これほど完璧な円錐形もない―開聞岳
第二座:南国の明るい峰―霧島山
第三座:山の規模は大きく複雑―丹沢山
第四座:秀麗高雅な山容は秩父山群の王者―金峰山
第五座:大きな岩がゴツゴツ立っている―瑞牆山
第六座:船を伏せた形に見える―恵那山
第七座:北方的風貌をおびた山―羅臼岳
第八座:オンネプリ―斜里岳
第九座:阿寒湖に活を入れている雄阿寒―阿寒岳
第十座:両槍とそのあいだの吊尾根の美しさ―鹿島槍ヶ岳
第十一座:山頂部にある三つのカールがアクセント―仙丈ヶ岳
第十二座:毅然という形容に値する威と品―甲斐駒ヶ岳

■遙かなる山の呼び声
・楽しき山小屋―安達太良山”くろがね小屋”
・海の仲間、山の仲間
・山ではどうやら女性上位
・山は登っているだけで楽しい
・大スターとキジ打ち

■ぜひそろえたい、やまの装備いろいろ
01:―フィーリングの合うものを
02:ザック―大は小を兼ねる
03:帽子―夏場はもっぱらバンダナを愛用
04:手袋―雨にはやはりゴアテックスのものが便利
05:レインカバー―底から水が抜けるタイプがベスト
06:レインスーツ―ゴアテックスのセパレートタイプを
07:服装―綿ではなく化学繊維のものがよい
08:下着―やはり綿製品は避けたほうが賢明
09:スパッツ―長めのほうが何かと有利
10:ストック―下りの膝の負担を大幅に軽減
11:行動食、その他―栄養補給ドリンク行動食
12:ヘッドランプ山小屋で探しものをするときにも便利
13:山の友を持つ―山岳雑誌などから情報を得る

■エピローグ―とにかく、のぼってみなければわからない
・「苦しさが楽しさの源」
・登山にも、人と人とのあいだに通い合う心がたいせつ
・「なんで北極に行くの・」―「神様のお告げなの」
・うまく説明できないけれど、山の魅力は奥が深い



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