参考書№434 ドキュメント御嶽山大噴火
自身9冊目の
ヤマケイ新書シリーズ。
御嶽山が
噴火して約1年。先日久しぶりに特番を見て改めて当時を思い出した。
本書は噴火から約2ヶ月のスピード出版で、少し後に読んだがずっと下書きのままだった。
現場で被災した各当事者の行動が本人の証言をもとに時系列で生々しく語られている。
自分が同じ状況だったら一体どういう判断をしたか色々と考えさせられる。
現在では
デジカメや
スマホといった手軽に撮影できるアイテムを誰もが手にし、TwitterやFacebookなどのSNSでリアルタイムなネットへのアップが可能が故に、目の前で大災害や事故が起きても正常性バイアスが掛かり「まだ大丈夫」「自分だけは大丈夫」と思い込んでしまう。結果命に関わる貴重な時間を割いてまで避難するより撮影行動を取りがちで逃げ遅れることになりやすい。
火山大国である日本。
東日本大震災により本格的に活動期に入った山々たち。
その危険な場所へ足を踏み入れる機会の多い登山者として本書を読んで少しでも学んでおきたい。
噴火により亡くなられた方々に対して謹んで哀悼の意を表します。
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今年最後の記事アップ。
いつも訪問いていただいている皆様、ありがとうございました。
来年も安全に気を付けて良い山行を♪
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