小説・随筆№24 山に生きる
タイトル:
山に生きる
著者:竹節 作太
出版社:双山社(1947)
個人的お勧め度★★★★★
山の会会長より拝借。
~著者「竹節作太」略歴~
日本人初の冬季オリンピック (1928年・サンモリッツ)にクロスカントリースキー選手として出場。
毎日新聞社に入社。 記者として立教大学山岳部に同行しヒマラヤ ナンダ・コット(6855m)へ世界初登頂を果たす。その後、
マナスル日本人世界初登頂にも貢献。
世界の山の初登頂物語からスキー・山の動植物・遭難史などどれも興味深い内容だが、オカルト好きの自分としては第四部「
ヒマラヤ怪異」の「
ヒマラヤの怪巨人と雪人」に釘付け!(そこかよっ!w)
山岳書籍を色々読んだがUMA(↑イエティ・雪男)や狐灯(狐火)に触れているのはこの本が初めて。
終戦直後の発刊・・・定價「六十五圓」也。
「
密林」に出てこない本は初めてかも・・・古本屋でも中々出会えないであろう貴重な書籍。
【収録内容】
第一部:「世界山の初登攀物語」
1.
槍ヶ岳の開山
2.北鎌尾根の争い
3.岩峯劍岳
4.吹雪の鹿島槍北壁
5.欧州最高峯
モン・ブラン
6.マッターホルンの悲劇
7.オリンピック賞を賭けた悲劇
第二部:「スキー メモ」
1.最初のスキー
2.ボロスキー靴の愚痴
3.スキーの記錄集
第三部:「山の動物 山の植物」
1.
熊狩
2.狐灯
3.狸
4.山魚漫筆
5.山の御馳走
第四部:「ヒマラヤの怪異」
1.ヒマラヤの怪巨人と雪人
2.セントエルモの妖火
3.ヒマラヤで見た生物
第五部:「ヒマラヤ遭難史」
1.ヒマラヤは挑む
2.
エヴェレストえの死闘
3.カンチェンヂュンガ陥ちず
4.ナンガ・パルバットの悲劇
5.K2
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