小説・随筆№22 風雪のビバーク

KG少佐

2011年04月27日 19:35

タイトル:風雪のビバーク (風雪のビヴァーク)
著者:松濤 明
出版社:二見書房(特選・山岳名著シリーズ:1971)
個人的お勧め度★★★★☆

東京登歩渓流会の松濤明が1949年1月の槍ヶ岳北鎌尾根で遭難死する直前まで書き続けた手記。

有名な本なので山行記や遭難手記部分については省くが、一番気になったのは彼の山・人・道具に対する考え方を綴った序盤の部分。そのなかでも「一つのエチケット」と「輪かん小考」が興味深い。
ワカンについては自分も思っていた事が書いてあり参考になった。

それにしても行年28歳。余りにも若すぎる死が残念でならない。

※カテゴリーは「ドキュメント」と迷ったが「小説・随筆」にした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「風雪のビバーク」 二見書房(特選・山岳名著シリーズ:1971)



「新編・風雪のビヴァーク」 山と渓谷社(ヤマケイ文庫:2010)




あなたにおススメの記事
関連記事