小説・随筆№9 クライマーズ・ハイ

KG少佐

2010年08月07日 19:28

タイトル:クライマーズ・ハイ
著者:横山 秀夫
出版社:文藝春秋
個人的お勧め度★★★★★

御巣鷹山が舞台という事で一応山岳小説のカテゴリーへ。
言わずと知れた日航機墜落事故に纏わる地元新聞記者たちの奮闘記。

映画では個人的に好きな俳優ということもあるが堤真一の演技が光る。

先日の新聞に経営難のJALが御巣鷹山登山道の整備費用のうち負担分1200万円が支払えず、
財団法人「慰霊の園」から借用したとか。遺族の方たちにとっては何とも複雑な思いだろう。

ちなみに「クライマーズ・ハイ (Climber's High)」とは、登山中に興奮がMAXになっちゃって恐怖感が麻痺しちゃうこと。簡単に言えばイっちゃってる状態。

自分も北アルプスに登り始めた時はアドレナリン出まくりで高度感を全く感じなかったりした。
しかし山を登るにつれて段々と「山の怖さ」を知る。

8/12で事故から25年。亡くなられた方々に対して謹んで哀悼の意を表します。。


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