参考書№339 日本人の冒険と「創造的な登山」

KG少佐

2013年08月27日 20:28

タイトル:日本人の冒険と「創造的な登山」 本多勝一ベストセレクション
著者:本多 勝一
出版社:山と渓谷社
個人的お勧め度★★★★☆

「冒険」「探検」「登山」について様々な視点で書かれている。

マロリーの「山があるから」、誰もが陥るであろう山に対する三段階のモチベーション、遭難の報道記事についての3点は自分の考えと似ているので共感して読めたが、他のタイトルはちょっと難しくて活字嫌いな上に国語力が低い脳には中々入りにくい内容だった。
どれも興味深いものなのでもうちょっと易しく書いてくれると有難い。

第四章は以前読んだ「リーダーは何をしていたか」と丸っとダブる。


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【目次】

第一章 冒険と日本人
・冒険と日本人 -冒険的な現象に対する日本人の社会的反応について
・「探検の大衆化時代」の意味
・「冒険」こそ冒険的である
・「探検」「冒険」「放浪」を促す社会的背景
・ニセモノの探検や冒険を排す
・月に立ったサル
・サラリーマンの冒険
・最近の探検記や冒険記の傾向
・植村直己論

第二章 山を考える
・「創造的な登山(パイオニア=ワーク)」とは何か
・ヒマラヤ堕落論
・山と職業
・都会における山
・登山における「記録」の意味
・「<創造的な登山(パイオニア=ワーク>とは何か」余禄

第三章 遭難の報道記事
・画期的な遭難報道
槍ヶ岳の三重遭難
・愛知大学山岳部の薬師岳遭難
・無知と加害者を支援する無知

第四章 リーダーは何をしていたか
・逗子開成高校の北アルプス遭難
・航空高専の中央アルプス遭難
・交通事故と山の遭難
・関西大倉高校の八ヶ岳二重遭難
・静岡体文強の八ヶ岳遭難
・ガイド付き登山の穂高岳遭難

[解説] 「反体制(反システム)」としての冒険 角幡 唯介


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