参考書№283 雲の名前、空のふしぎ
雲関連書籍は「
雲のカタログ」「
雲と風を読む」「
驚くべき雲の科学」に続いて4冊目。
色々な雲から読み取る観天望気を紹介(見開き2ページにつき1種構成)
面白いのは同じ現象を異なる場所や時間帯で撮影し解説しているところ。
PHP研究所の本なので内容はしっかりしているが、過去に読んだ上記書籍たちに比べると雲の種類のボリュームに若干欠ける。
とはいえ写真を見ているだけでも楽しい1冊。
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【目次】
雲の章
雲は10種類に分けられる
すじ雲:すじ雲が並んで広がったら傘を用意
うろこ雲:うろこ雲が一面に広がると三日以内に雨
うす雲:日がさ月がさは雨天の兆し
ひつじ雲:ひつじ雲のすき間に雲が見えると雨
おぼろ雲:おぼろ雲は雨雪近し
あま雲:蝶々蜘蛛が現れると雨天に変わる
きり雲:きり雲が山を昇ると晴れ
うね雲:空を突然おおう忍者のような雲
わた雲:朝にわた雲が出れば夕立になる
にゅうどう雲:にゅうどう雲の足元はにわか雨
column1・・・のんびり動く夜の雲
さば雲:さば雲は雨の兆し
ローター雲:ローター雲は風が強くなるしるし
笠雲・つるし雲:笠雲と雨俵(つるし雲)が同時に出ると雨
こぶ状雲:こぶ状雲ができると大雨の恐れ
降水条:尾流雲は雨雪近し
ジェット巻雲:ジェット巻雲が増えると雨を呼ぶ
朝焼け雲:朝焼けが紅色になれば雨
夕焼け雲:夕焼けは晴天を約束している
問答雲:問答雲が見えると雨が近い
飛行機雲、:飛行機雲がすぐに消えないと雨の兆し
雲海:雲海は上下の天気を分ける
column2・・・金環日食をおおう彩雲
光の章
天使の梯子:天使の梯子は晴れ間を教えている
朝虹:朝虹は雨、夕虹は晴れ
日の出:澄んだ朝日は晴れ、真っ赤な朝日は悪天
落日:まぶしい夕日は翌日晴れ、赤く弱いと悪天
黄昏:穏やかな黄昏は晴天の兆し
青空:夏の強い日射しは午後のにわか雨を呼ぶ
太陽の犬:幻日は天気の変わり目に起きる
月明かり:おぼろ月は翌日の雨を呼ぶ
夜空:澄んだ空は晴天が続くしるし
暁天:真紅の夜明けは晴れの兆し
column3・・・日の出から数分間、変形太陽のショー
ダイヤモンドダスト:空中を舞う光の粒は快晴のしるし
慶雲:彩雲は吉兆と天気の変わり目をしめす
太陽柱:天への柱は天気が悪くなる前触れ
稲妻:「雷三日」にご用心
貝櫓:貝櫓(かいやぐら:蜃気楼)が出たあとは雨
アーク:天気の変わり目にできる光の帯
column4・・・南極から見る空はこんなにおもしろい
季節の章
春・光の季節:春うららと嵐
夏・暑の季節:日本の夏は高温多湿
秋・色の季節:澄んだ青空、天気の変わりやすい季節
冬・寒の季節:日本海側は雪、太平洋側は晴れ
column5・・・日本一変化に富んだ富士山の空
夕立:夕立は馬の背を分ける
風花:粉雪は長雪、牡丹雪はすぐ止む
雪霰:霰は大雪を呼ぶ
朝霜:霜の多い朝は晴れ
朝霧:朝霧は晴れの兆し
column6・・・南三陸の空~宮澤賢治が見た世界
野分:二百十日は野分(台風)の季節
column7・・・ブロッケンの妖怪に会いに山へ行こう
天空の章
飛行機雲から
オーロラ
星空
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