2012/01/21 竜ヶ岳 (雪山登山)

KG少佐

2012年01月24日 19:28



※各画像クリックで詳細ページへ。

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01/21(土) 天気予報は曇のち夕方から雨。

1週間前から思わしくない天候だと分かっていたが、前日までに天気図等で確認すると山行中はなんとか持ちそうな様子。

昨年の藤原岳雪山登山同様に同志軍曹とツーマンセルで辰年に因み鈴鹿セブンマウンテンの一つ竜ヶ岳にアタック。

宇賀渓の管理人さんに相談して金山尾根~山頂~遠足尾根のルートを選択。しかしこれが残念な結果を招く事になる。


07:57
登山届を提出し商店街を抜けて登山開始。




08:18
遠足尾根登山口や名古屋大学地震観測所を右手に見ながら舗装された林道を進むと東屋に到着。

ここまで歩いただけでもう汗だくなのでウェアリング調整と水分補給で少し休憩。




08:30
裏通(ホタガ谷)登山口や白滝吊橋・魚止吊橋を通過して谷道分岐に辿り着く。

ここから金山尾根取付を目指す。





№64分岐とロープ場を2ヶ所登って細い道を進む。

画像は何だか大げさに写っているが大した所ではない。













08:40
金山尾根取付。

よく見ていないと見落とす。実際見逃して戻った。

このルートは森林組合が認めないバリエーション扱い。
地図では途中の蛇谷まで破線が伸びている。









だが入ってしまえばしっかりと道がついている。

細い尾根伝いに進む。







途中からが付いてくる。
人間のトレースは無く複数のアニマルトラックばかり。

誘われるまま?に進んでいくと雪深いトラバース部分に出くわす。GPSで確認するとどうやら蛇谷へ入り込んだ様子。
戻って探すとこれまた分かりにくい小さな分岐があった。




積雪も30cmほどになってきたので輪かんじきを装着。

途中ヒモが緩むので何度か締め直しが必要。
これは爪が無いので多少滑ることもあるが小振りなので足捌きがしやすくそこそこ使いやすい。





同志軍曹はまだアイゼンで奮闘中。

そろそろワカン履いたほうがええぞw

金山尾根はずっと無風無雨。





積雪が50cmほどになってきた。
輪かんじきからアルミワカンに履き替える。

しかし思っていたより沈み込む・・・
やはりスノーシューが必要か?

いや、更に改良しよう。



12:30
ガスで何度も騙されたがやっと尾根出合に辿り着いた。

宇賀渓駐車場出発から4時間半。休憩もほとんど無し。
雪山では金山尾根ルートで登るのは時間が掛かり過ぎるので止めた方がいいと思う。
BDのグローブ落とした・・・



12:38
治田峠分岐。

ここから静ヶ岳に行ける。

稜線も全くの無風無雨。
風のないのは有難いがここまでだと不気味で気持ち悪い。



12:54 鞍部手前。

山頂まで約300m。標高差60mほど。
しかしこの時点で山頂下山タイムリミット12:30を越えているので協議の末に残念だが撤退を決意。

画像はこれから山頂へ向かう単独行者(一応止めたが・・・)



撤退が決まればあとは下山するだけ。

所々ヒップそりで滑りながらサクサク下りる。
取り付けたバンド作戦は大正解だったv






14:41
遠足尾根の道標。

山頂の三角点が踏めなかったので、せめて大日向の三角点だけでも踏もうと直進したが・・・ルートを間違えた。

9分後に復帰。ここは素直に従って曲がるポイント。



15:03
ここが上で勘違いした大日向への分岐。

直進すれば大日向へ行けるハズだが、ここでも下山予定時刻の15時を過ぎているので下山最優先で右折。

小雨が降りだしてきた。



16:09
滑る粘着泥々道をドロドロにながら下山完了。

途中また少し道迷いしたが何とか日没までに下山できた。
山頂目前で悔しかったが撤退して正解だった。





16:27 
林道を通って管理事務所着。登山終了。

管理人さんに下山報告。
暫し談笑。





行動食のみで昼飯もろくに食べていないので来来亭へ。

腹が減っているのでガッツリ食す。

雨の中帰路に着く。

2012/03/10追記 再アタックへとつづく。


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雪山山行の強い味方。ホワイトアウトも無問題?


GARMIN(ガーミン) eTrex Venture HC(イートレックス ベンチャーHC)


日本語版は使いやすいが後から地図の転送は出来ない。
※20万分の1の超荒い地図はインスト済み。
オンボードメモリーの容量は24Mと少ないが地図を転送したい人は英語版を。


    


SUUNTO(スント) コメット


2℃刻みのメモリはより正確な温度確認が可能。
本格的なミニコンパスはベゼルが回転するのでオリエンテーリングも可能。



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今回のウェア&装備。

ウェア
・ハードシェル:Marmot PALISADES JACKET
・オーバーパンツ:Marmot TAMARACK PANT
・ミドラーフリース:Marvel Peak(PHENIX) Feel Relief Jacket
・長袖シャツ:UNIQLO Dry mesh Half Zip
・インナーダウン:Marvel Peak(PHENIX) Fluffy Jacket
・サポートタイツ:Wacoal CW-X STABILYX LONG
・バラクラバ:OR Outdoor Research Ninjaclava
・ビーニー:MILLET CROSS BEANIE
・ヘッドバンド:MILLET POLAR HEAD BAND
・オーバーサングラス:AXE SG-605P-BK
・ロングゲーター:Outdoor Research Verglas gaiter
・オーバーグローブ:ISUKA WEATHERTEC OVER GLOVE
・ヘビーウェイトグローブ:Black Diamond HEAVYWEIGHT ※今回落として紛失。
・インナーグローブ:MIZUNO BREATH THERMO IINNER KNIT GLOVE

装備
・ザック:OSPREY Kestrel 38
・ウェストバッグ:Osprey Grab Bag
・防水スタッフバッグ:montbell HYDROPROStaff Bag
・登山靴:SIRIO P.F.662GTX
・フットベッド:SUPER feet TRIM-FIT GREEN
・アイゼン:Expert of Japan クロモリ12P卍
・ピッケル:Black Diamond raven pro
・リーシュ:MountainDAX CG-400
・アルミワカン:EXPERT OF JAPAN Snowshoe L (SN4)
・木製ワカン:コンパル 雪国かんじき(ひも締)
・ストック:Black Diamond CONTOUR ELLIPTIC SHOCK COMPACT
・スノーバスケット:Black Diamond FREERIDE BASKETS
・ヒップそり:Hip Sori
・腕時計:SUUNTO Core Light Green
・トランシーバー:MARUHAMA MTS-100DX
・ハンディGPS:GARMIN eTrex Venture HC (English Ver.)
・バーナー:PRIMUS P-153 ULTRA BURNER
・ケトル:Esbit ESBIT WATER KETTLE 0.6ℓ
・シェラカップ:snow peak titanium SIERRA CUP
・武器:EVERNEW 携帯箸セット
・テルモス:THERMOS JMY-500
・ヘッデン:Black Diamond GIZMO
・座布団マット:THERMAREST Z-Seat
・ナイフ:BUCK KNIVES Redpoint
・マルチツール:VICTORINOX Classic SD
・オールウェザーブランケット:MPI Outdoors All Weather Blanket
・サバイバルシート:HIGHMOUNT Survival Sheet G/S
・パラコードブレスレット:Parachutecord bracelet
・温度計:SUUNTO COMET
・ワレット:montbell wallet dobby

など。


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