参考書№241 山に暮らす

KG少佐

2011年12月24日 19:00

タイトル:山に暮らす -失われゆく山の民俗学-
著者:遠藤 ケイ
出版社:岩波書店
個人的お勧め度★★★★★+α

先日読んだ「裏の山にいます」と同じ著者の本。

サブタイトルにもあるように失われていく昔からの山にまつわる慣習を紹介。
山の民俗に関しての書籍も数冊読んだが、まだまだ知らない事や単語のオンパレード。
解説の詳しさがハンパない。味のあるイラストも分かりやすく描かれている。

昔の日本人が山と密接に関わり暮らしていた様が分かる超お勧めの1冊。


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【目次】

山の仕事

・杣(そま・サキヤマ・モトギ・角杣・ハツリ師・モトヤマ・木挽き)
・日傭(ひよう)
・木挽き
・枝打ち
・木地師(木地屋・挽物師・杓子ぶち)
・漆掻き
・炭焼き

山の猟法

・熊狩り(マタギ・又鬼・又木・級剥:まだはぎ)
・猪狩り
・鹿狩り
・わらだ猟(兎猟)
・鷹狩り

山の漁法

・餌釣り
・テンカラ釣り
・手掴み漁
・筌漁(うけりょう)
・原始漁法(ブッテ漁・引っ掛け漁・石がち漁・ザイボリ漁)

山の食事

・魚(メンパ)
・山獣(野兎・羚羊:かもしか・貉:むじな・バンドリ:ムササビ・山鳥)
・蜂の子
・山菜とキノコ



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