チングルマ
プロフ画像に使用しているほど高山植物の中でお気に入りの花「チングルマ(珍車・稚児車)」
夏の高山で2~3cmぐらいの可憐な白い花を咲かせる。
2008/08/13 白馬岳にて
この花を「草」だと思ってる人って結構いるのでは?実は立派な「落葉低木」である(
参考書で知った)
幹が数ミリ成長するのに何年も掛かる。1ミリの太さになるのに10年程掛かるとか・・・
驚く人もいるかも知れないがコレも同じく「チングルマ」 咲き終わると実をつけて綿毛状になる。
この姿が「稚児車(ちごぐるま)」に似ていた⇒転じて「珍車(ちんぐるま)」になったらしい。
夏の開花時期にこんな群生地に出会ったらきっと声をあげて感動するだろうなぁ。
可憐な姿とは対照的だが、雨に濡れた綿毛はとても風情がある。
2009/09/20 表銀座縦走 雨天の天狗池付近にて。
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ちなみに「タカネビランジ」「タカネシオガマ」などの頭に付いている「タカネ」は漢字で書くと「高嶺」
よく言う「高嶺の花」の語源。
そして「ミヤマキンバイ」「ミヤマキンポウゲ」などの頭に付いている「ミヤマ」は漢字で書くと「深山」
読んで字のごとくなり。
当然の常識だが高山植物は綺麗だからといって採らないように。
「とるのは写真だけ」
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