jRO (日本山岳救助機構:旧都岳連共済)

KG少佐

2010年02月10日 19:28

どんなに装備をして、どんなに気を付けていても登山に危険(遭難)はつきもの。
滑落、落石、落雷、雪崩、怪我、病気、道迷い、獣虫害…などなど。 明日は我が身。

捜索に掛かったヘリや捜索隊の費用は当事者が助からなかったとしても親族に後日請求される。
どれくらい掛かるかはネットで調べれば大体分かるが最低でも一般車が1台買えてしまう程の金額。

山岳保険に加入する事は自分の身を守ると共に、親族に対する「義務」と言えるかもしれない。

去年、jRO(日本山岳救助機構:旧都岳連共済)を知り加入しようと思っていたが、雑誌に掲載された広告やホームページの内容が今ひとつ分かりにくかったし、手続きの煩わしさで保留していた。
しかし、先日ホームページを覗くと内容も分かりやすく変更されていたので資料を請求。


資料請求⇒次の日「本日発送しました」⇒1週間経っても到着せず⇒催促⇒「発送してませんでした・・・」
⇒次の日到着。 こんっ、ばかちんが! だ…大丈夫かココ・・・

この共済は遭難に対して掛かった費用のみカバーし、死亡保険金・通院手当・賠償金は出ない。
但し、国内であれば山行スタイルや遭難内容をほとんど問わず幅広く保障する。

他の保険と違うのが「カバレージ制度」と呼ばれる「事後分担金」システム。
機構が1年間に掛かった遭難救助費用を会員で公平に別途事後分担するという互助的なもの。
※年会費は¥2000(初回のみプラス入会金¥2000)

分担金の予想金額は¥750~¥1700で、継続なら年会費と合わせて年間¥3700ほどで済む。
仮に分担金の予想金額を超えても¥5000を超えることはまずないだろう。

また、今年4月1日からは補填金額も従来の250万から330万にUPするとの事。
※4月以前に加入しても適用される事を確認済み。

死亡保険は生保で出るし通院手当は傷害保険等で出るという方にはローコストで良いのでは?
実際の支払い時に対応さえよければ・・・


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