東山魁夷
自分が好きな日本画家に「東山魁夷」「上村松篁」「横山大観」「河合玉堂」などがいる。
美術館や百貨店で展示会があると出掛けて鑑賞する。
中でも一番お気に入りなのが
東山魁夷(1908年~1999年)
絵を描くために海外を旅したり、山登りもしていたので山の題材も多い。
うちの玄関を入って正面の壁に掛けてある魁夷の「冬華」
上の画像が映り込みで不鮮明なので再撮影。
題名:「冬華」
魁夷が北欧を旅した際にフィンランドで描いた作品。
雪降り積る夜の優しい月明かりに照らされる一本の巨木が、極寒の中で逞しく生きる生命力と凛とした静寂を思わせる。
額縁の下についているのは作品の説明書きを自分でプリントしてラミネート加工し貼り付けたもの。
少し前にはSHARP「AQUOS」のCMで彼の作品が流れた。
先日は「ミューズの微笑み」でも放送された。
題名:「緑響く」
湖面に映る緑の木々と一頭の白馬が、得も言われぬ張り詰めた自然の静寂感を思わせる。
※画像はネットより拝借。
特に「東山ブルー」と言われる特徴的な青色で描く濃淡の表現力が凄い。
題名:「夕静寂」
この作品は魁夷が
奥穂高で見た風景が元になっており、静寂感を出すために実在しない滝を描き込んだもの。
「
長野県信濃美術館 東山魁夷館」に巨大な原画がある。
近くに寄るとほとんど同じ色に見えて木々たちの区別がつかないのに、離れてみるとクッキリと風景が現れる。
吸い込まれるような絵で、ずっと見ていても飽きなかった。
※画像はネットより拝借。
DeAGOSTINI 「ARTISTS JAPAN」
2007/01/30発売号 (第3号)
魁夷の回のみ購入。
メナード美術館で2005年に行われた「東山魁夷展」
購入した画集。
この展示会は点数が充実していて凄かった。
前出の「夕静寂」など魁夷の作品が数多く所蔵されている
「長野県信濃美術館 東山魁夷館」
とてもモダンな建物の美術館。
恐らく日本で一番多く魁夷の作品を所蔵していると思う。
四季によって展示の入れ替えがある。
「
市川市東山魁夷記念館」で購入したトートバッグ。
その他に、岐阜県賤母の「道の駅」敷地内にある
「
東山魁夷 心の旅路館」も行った。
2005年に香川県にできた「
東山魁夷せとうち美術館」には
まだ行けていない・・・
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