2009/10/03-04 雨飾山 (紅葉観賞)

KG少佐

2009年12月05日 01:44

記事更新日:2015年02月05日


「左の耳は 僕の耳 右は 愛しけやし 君の耳」 深田久弥


※2015/02/05 旧ブログ山行記事をナチュブロへ移設完了。


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日本百名山の一つ雨飾山(1963m)へ紅葉鑑賞登山。

15:20
雨飾高原キャンプ場P着(無料)
駐車場は既に一杯。

※画像の山は雨飾山ではありません。

駐車場奥から上がってすぐのキャンプ場管理棟。









今回ご一緒する山の会の方々は既に到着しテント設営中。
ここはオートサイトなので車乗り入れで設営が楽チン♪

いつも爆走先着の自分が着いてるか賭けようかと話が出ていたらしい・・・しかし高速下車後のベタ道距離80kmに時間をとられて遅れた。




15:30
管理棟にてキャンプ場使用料支払い。

建物は新しいのか綺麗で小洒落ている。






恒例の山バッジ購入¥600。

今までで一番高い。







15:48
テント設営完了。

すぐ横で既に焼き上がった焼肉の香りが・・・

隣のサイトに中団体のテント3張と車3台。
無料駐車場横の一般テン場には4張ほど。



「早よせんと焦げるぞ~」と急かされながら設営を終えて、慌てて焼肉に有り付く。








サワラとイカの刺身まである!
ビールもすすむ♪

日が落ちて冷えてきた。






今日は「中秋の名月」
デジカメではこれが限界。
綺麗な月を見ながらフグの干物焼きとビール&ワインで山談義。

21:15
就寝



夜中1時に目が覚めてから寝付けない・・・飲み過ぎ?

管理棟の自販機でサイダー購入。
炭酸が喉に旨い。






管理棟にはシャワーもあり。

こんな時間に女性が1人入っていった。







洗濯機もあり。

この施設は綺麗で色々な設備が充実している。
キャンプ場の炊事場も綺麗で洗剤から何から色々完備してあるし冷蔵庫もあった。





夜中に目が覚めてからは何故か寝付けぬままテントで過ごし4時起床。
朝飯を済ませテントを撤収し登山準備。

06:05
駐車場横の登山口へ向かう。




06:06
登山口より登山開始。








暫く木道が続く。

脇を流れる綺麗な水の小川には魚の群れ。







イワナ?
ヤマメ?
アマゴ?

魚は全然分かりませぬ・・・ヒレの縁が白い。
※超ピンボケ




06:15
1/11道標。

ここ雨飾山登山道は400mごとに11分割され道標が立つ。






暫く平坦な木道を進む。









06:22
2/11道標。








暫くすると急登が始まる。

雨飾山はその優しげな呼び名と2000mに満たない標高とは裏腹に、登山口から山頂までの標高差833mは足場の悪い急登が続く。





06:43
3/11道標。








07:12
4/11道標。








07:16
荒菅沢まで30分・山頂まで120分道標。

少し開けた場所で木のベンチもあり。






ギンリョウソウ(銀龍草)
別名「ユウレイタケ」

色素がなく白く透き通ったその様は確かに銀の竜のような幽霊のような・・・





林の中をひたすら登りやっと少し開けた所でパリャリ。

紅葉見頃は来週の連休辺りか。







07:39
6/11道標。

5/11見逃した・・・






07:42
登山口まで95分道標(下山用)








07:45
荒菅沢(あらすげさわ)

多くの山ヤがここで休憩。

真ん中奥が「布団菱(フトンビシ)」
お山の景色が「あら!すげー」



紅葉はピークではないが台風17・18号が南に迫る中、今回も奇蹟の快晴。








08:10
味噌汁とサラダをご馳走になる。








食後暫し写真撮影。









08:29
出発。

沢向こうから急登。
会長はここでお留守番。





08:33
山頂まで90分道標。








高度を上げるごとに山肌が迫る。









08:46
7/11道標。








高度を上げると紅葉も増してくる。









振り返って。









09:17
8/11道標。








途中、雨飾温泉側から入り山頂を経て雨飾高原キャンプ場へ向かう小学生10人+引率大人3名の中隊と遭遇。
どこやらの探検クラブだそうな。

皆ロールマット装着で、大人顔負けの身体の2/3はあろうかと思われる大きなザックを背負って元気に下る。
子供用でこんなにデカいザックってあるんだな。

擦れ違い際に「頑張って下さいっ!」と皆がキチっと挨拶。
今時こんな礼儀正しい小学生に会うのは山ぐらいか?w






続々と山頂を目指す登山者たち。

ずっと数珠繋ぎ。







09:38
笹平前の岩場急登手前でミカンを頂く。
ほど良く甘くジューシーで身体の疲れも取れる。

女性1名は岩場が登れないのでここでお留守番。





ストックをザックに仕舞い急登開始。

結構渋滞。







槍に比べればこれぐらいの岩場は・・・
でもここは滑落が多いらしい。

※この後登山者が1名転落(怪我)あり。












山頂はあそこ。









振り向くと火打山(2462m)が見える。
※画像左奥








この景色好きだ。









10:04
笹平。

山頂まではここから40分






笹平も大混雑。

山頂へ続く道も登山客で溢れている。







眼下には日本海と糸魚川市の街並。









平坦な笹ヤブを通って(足場ドロドロ)









10:13
雨飾温泉への分岐。








同じく道標。









10:18
10/11道標

9/11見逃した・・・






山頂への最後の急登。

結構渋滞。
山頂も人が一杯。






10:26
「ふりかえれば 荒スゲ沢」の案内板。








10:37
木標。














この景色が好き。

登山道の線が左を向いた女性の横顔に見える。
しかも鼻水垂れてる?w






10:37
山頂。

まずは南峰へ。
並ぶ石仏。





山頂の北峰へ。









二等三角点タッチ。









やっぱりいいなぁこの景色。









先輩よりビールを頂く。
まさか出てくるとはw
良く冷えてて旨い♪

本日もご馳走になりっ放し。
まるで「ドラえもん」が同行しているかの様w




白馬岳はガスガス。
鹿島槍ヶ岳の双耳峰や、小さく槍ヶ岳も確認出来る。

富士山は今日は見えず・・・






北峰山頂から見た南峰。

ここの双耳峰は「猫の耳」と言われているらしい。







10:59
山頂を後にし下山開始。








もうほどんどは下山者で登りは疎ら。

途中、同行女性が岩場の急斜面で転倒し仰向けになる。
あと半回転で岩から下に落ちるところだった。






11:16
10/11道標。








11:20
雨飾温泉分岐。








11:26
笹平。








ハシゴ場。















11:39
お留守番の女性と合流。








朝方よりも紅葉が増してきたような?









気のせいか・・・









12:20
7/10道標。

8・9は見過ごした・・・
行きも見なかった9は何処にある?





やっぱ増してるよな?









12:33
山頂まで90分道標(登り用)








12:35
荒菅沢。

会長はテン場へ戻った様子。






やっぱり朝より紅葉が増している。

皆は昼食を、自分は行動食を摂り出発。







12:50
登山口まで95分道標。








12:59
6/11道標。








樹林の斜面をひたすら下る。









紅葉が綺麗。









13:25
ブナ平。

登山口まで50分道標。






13:35
4/11道標。

5は見逃した・・・






13:50
「キャー」の叫び声に振り向く。
後方で誰かが滑って転んだ様子。

と同時に上方に3/11道標確認。
これは下山方向からは確認出来ない。




14:07
2/11道標。

ここで会長と合流。






登山で一番事故の多い「魔の14時」にヘリの音。

雨飾山に小屋は無いので荷揚ではないだろうし、紅葉ピークは未だだから空撮でもないだろうし・・・何かあったか?

※下山後情報で宮内庁式部官長(68)が山頂付近で急性心不全で死亡との事・・・謹んで哀悼の意を表します。



14:14
1/11道標。








14:25
登山口。

登山終了。






登山口横の自販機で会長にサイダー奢ってもらった。
シュワシュワで旨い♪








14:52
キャンプ場出発。

15:00
小谷温泉(おたりおんせん)奥の湯「雨飾荘」
入浴料\500




綺麗で小洒落ている。
小谷温泉郷の施設は観光に力を入れているのかどこも綺麗でいい。

脱衣所・風呂共に狭いが露天風呂あり。





16:05
温泉から車で5分ほど下った所にあるノボリを目印に右手の坂を上がると「そばや蛍」に着く。
坂進入&駐車場は段差あり。車高短は注意。
車を降りて店に向かう手前看板の「店まで45歩」が「店まで45分」に見えてビビる・・・
登山病か?w



この佇まいにちょっと不安が過ぎったが・・・









引戸を開けて中に入ると・・・
中々良さ気な雰囲気。








入口隣りにはそばを茹でるための釜戸。









店内の証明は全てオイルランプ。
昼間でも薄暗いが情緒がある。

ここは古民家を再生したのだろう。
至る所に古家具などを配置し見せる工夫がしてある。





そば殻なしの「蛍の緑」¥880をオーダー。
して、肝心のお味は・・・う~ん。







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おまけ動画



雨飾山南峰からのパノラマ(パン早め)



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