遭難救助費用請求

KG少佐

2010年10月15日 21:10


天候不良のためヘリが飛べず、登山中に心筋梗塞で亡くなった方が収められた収容待ちの黒いフライのテント。
そのすぐ横で幕営する事になった自分のエアライズ 2009/08/14 北岳肩の小屋テン場にて。



第3次登山ブームの中、最悪のペースで増え続ける遭難事故
それに伴い救助に掛かった費用を請求しようと動く自治体が最近相次いでいる。
登山、山菜採り…遭難の捜索費 道内26市町村が請求制度導入 抑止効果を期待
スキー場コース外は救助費自己負担 野沢温泉村が条例案
埼玉県防災ヘリの遭難者側費用負担 県議会に条例案提出へ

遭難については都度書いたり、関連を読んだ時に書いたりしているのでクドクド書くのは割愛。
個人的には上記のような条例が施行される方向性は賛成だが、の「ただし被救助者などの責めに帰すべきと認められない山岳遭難などはこの限りではない」というのが気になる。

この条件付けを誰がどのように定めるのか。ケースバイケースが多いだろうし。
助けてもらってから関係のない〇島問題を出し、ゴネて逃げる〇国人のような逆ギレが横行しそう。

いっそ全てのケースで請求した方がいいのでは?
そしてもっと山岳保険の加入を普及させること。極端だが未加入の登山者は入山拒否するとか。

また登山届の提出や緊急連絡カードの携行などの徹底も。


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今までに読んだ山岳遭難についての第一人者である羽根田治氏の参考書

   

   


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